STORY
湿潤な盆地の気候と、保存の知恵。四川の食文化が「辛さ」を育んだ背景をたどります。
ひとことで言うと
四川料理が辛いのは、蒸し暑く底冷えする盆地の気候と、香辛料で味に変化をつけてきた土地の歴史が背景にあります。
盆地の気候と香辛料の関係
四川省は中国内陸部の盆地に位置し、夏は蒸し暑く、冬は底冷えする湿度の高い気候で知られています。
この気候の中で、発汗を促し体を温める働きがあるとされる香辛料が、食文化に深く根づいていったと考えられています。
流通が限られた地形が育んだ食文化
また、山に囲まれた盆地という地形は、かつて塩や海産物の流通が限られていたため、香辛料や発酵調味料で味に変化をつける工夫が発達した背景ともいわれます。
花椒や唐辛子、豆板醤などを組み合わせる四川料理の奥深さには、こうした土地の歴史が関係しています。
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